トロッコ回路のバニラ自動ポーション醸造台

お久しぶりです。半年振りくらいでしょうか。

最近ようやくMinecraft1.10を触りました。実はずっと1.8時台に居残りしていました。1.9を飛び級して1.10に来ました。
鉄トラップの挙動がおかしかったためバージョン上げられなかったんですよね。ようやく直すことができました。


さて、みなさんポーション醸造はどうしていますでしょうか。僕は今まで全手動でやっていました。
あ、いえ最近はホッパーでのアイテム投入を覚えてもうちょっと楽してますが……まあそれはいいんです。
その都度Wikiでポーションレシピ調べて、横にごったに置いてるアイテムから材料探して、手動投入で作成してました。

世の中には自動醸造台動画がたくさんあるのですが、
僕はレッドストーン回路というのがどうにもよく分からず、複雑な回路を作るのが苦手です。
細かい作り方まで見せているサイトや動画を見てまるパクしても、ちょっとした仕様変更で根底から使えなくなったり、「ここを直せばいいよー」って言われてもよく分からなくて直せなかったり、そしてそもそも複雑過ぎて真似できなかったり

なんかこう、あんまり回路とか使わなくていい醸造台ないの?(無茶振り)

こう、ボタン押したら欲しいアイテムが順番に出てきてくれればそれでいいんだよなぁ。アイテムは揃ってる前提で、完全自動とか、スプラッシュ化を選択とかは出来なくても良いと思うんだよね。


でですね。


思いついたんですよ。



いやいやいやいや、こんなの絶対誰か考えてて動画なりブログなり上がってるだろって思ったんですが、ちょっと調べた感じ見つけられなくて……。
まあ相変わらず日本語情報しか確認してないですが。
せっかくなので公開してみようと思います。

構想

ディテクターレールからのレッドストーン信号を使用した自動醸造設備。

  • アイテムは山程使える前提。
    • 醸造材料はもちろん、鉄が沢山と金がある程度余裕を持って使えること。
  • 使うポーションだけ作れる。スプラッシュの切り替えなどは行わない。
    • スプラッシュポーションはスプラッシュでしか使わないし、強化用ポーションは常識的に考えて最大延長しか使わない。
  • バニラ環境で使え、仕様変更の影響をなるべく受けないものを作る
    • 多分バージョン1.5以上、ホッパーがあれば作れる。仕様変更も、このレベルのものなら起こらないと思いたい。

材料

  • 建材:なんでも。沢山。
  • レール:沢山
  • パワードレール:そこそこ
  • ディテクターレール:そこそこ
  • ホッパー:それなり。今回は20個くらい使用
  • ドロッパー:材料の種類分。
  • トロッコ:醸造するポーションの種類分
  • その他レッドストーンダスト、リピーター、レバー、ボタン、醸造台

作るポーション

今回は耐火(8分)、暗視(8分)、透明化(8分)、水中呼吸(8分)、治癒スプラッシュ、治癒Ⅱの6種類の自動醸造設備を作成。
全種類版も多分それなりに簡単に作れるけど試作ってことで許してください。

使用材料はネザーヴォート、マグマクリーム、金ニンジン、発酵したクモの目、フグ、きらめくスイカ、グロウストーンダスト、レッドストーンダスト、火薬の9種類。

この他に水入りビンとブレイズパウダーが必要。

作り方

醸造部分を作る

使用しているアイテムの種類だけ、ドロッパーを一つおきに並べる。
ドロッパーの前にホッパーで道を作る。アイテムが零れないよう壁も作る。
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ドロッパー上のホッパーは今後材料を入れるのを楽にするためなので無くても良い。
醸造台に近い方から順に、醸造に使う材料を使用が早い順に入れていく。

今回は左から順に
ネザーヴォート→マグマクリーム→金ニンジン→発酵したクモの目→フグ→きらめくスイカ→グロウストーンダスト→レッドストーンダスト→火薬


ドロッパー前のホッパーは醸造台に流れるように。
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ドロッパーにレッドストーン信号が流れるようにこんな感じでレッドストーンを伸ばす。先端からの信号がちゃんと届くようにリピーターで延長。(ドロッパーの上のホッパーに額縁で中に入っている材料を飾っている)
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ポーションごとの線路を引く

さっきドロッパーから伸ばしたレッドストーン回路を横に突っ切るように、真上にレールを敷く。

最初は耐火のポーション。使用材料はネザーヴォート、マグマクリーム、レッドストーンダスト。
そのドロッパーから伸びているレッドストーンの上だけ、ディテクターレールを使用する。
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途中でトロッコが止まらないようにパワードレールを使用。下の回路に干渉しないよう位置に注意。


ディテクターレールの上にトロッコが乗ると、レッドストーン信号がドロッパーに伝わり、アイテムが一つだけ飛び出してくる。
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これを全ての全てのポーションについて作る。今回は6ライン。
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これで基本構造は完成。

トロッコを戻す

線路の上をぐるっと通して、スタート地点のパワードレールの上にトロッコを落とす。
これでトロッコの設置しなおしの手間なくスイッチ一つでOKになる。
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完成図
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水入り便とブレイズパウダーは横から入れる
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雑感

ドロッパーやホッパーの基本構造しか使用していないため、仕様変更に強い醸造台ができたと思います。
しいて言うならトロッコを上から落としてレールに載せるところが使えなくなる可能性がありますが、その時はその時ということで。トロッコ自動回収&設置なら山程情報ありますしね。

一度に大量に作ることができないところ、自動搬出がないところが弱点でしょうか。
コンパレーターとか言うものがよくわからないので自動搬出できないんだよなあ。

それなりに巨大ですが、難しい回路は一切使用していない初心者に優しい醸造台です。
今回の規模なら鉄4スタック、金1スタックくらいあれば出来ると思います。

この他にドロッパーへのアイテム搬入を自動アイテム分別器などを使って入れるともっといい感じになると思います。(まあドロッパーに9スタック入れておけば一生追加しなくていいと思いますが)


改良点などございましたら是非コメントください。